名人芸
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すきやばし次郎に関する本を読んでいたく感動した。
私自身、なぜ今の会社をやってこられたかというと、他に逃げるところがなかったからだ。
当時は自分の人生の運の悪さを呪ったこともあるが、今となっては運が良かったと思えるようになった。
この仕事自体、将来的にはもっと良い仕事ができると信じているし、将来それに近づいた時の像を頭で思い浮かべると、きっとそれは大好きな仕事である。
現時点の仕事が好きかというと、分からないしそんなことを考える余裕もない。 将来に向けて日々努力をするだけであるし、その努力が出来ることがありがたいし、もしかしたら楽しいのかもしれない。
理想に近づくため、好きな仕事が出来るようになるために、どのような仕事でも感謝して真剣に取り組むだけである。
好きな仕事をするということは意味がないことだと思うし、どのような仕事でも10年以上無心で一生懸命取り組むことで少しは面白みを感じることが出来るのだと思う。
好きなことばかりやっていてはいい仕事はできない。
弊社の仕事は外から見ると、派手で面白そうな仕事、ぜひやってみたい仕事とよく言われることがある。
外から見えている部分はほんの一部であり、裏ではその百倍きつい仕事を行わなければ良い結果は出てこない。
弊社にきて10年間頑張れば、きっとその時は自分で仕事を作り出していけると信じている。
但し、今の世の中、10年間無心で頑張るよりも楽で稼げる仕事が溢れているのだから、わざわざ苦労しなくても良いと思う。
私は日本にいるときはいつもお鮨屋さんにいるが、そこも素晴らしいお鮨をいただくことが出来るし、なによりも日本一楽しませてくれる。
それでも一度、すきやばし次郎にいってみようかと思ってしまった。